About Botania

About Botania

Botaniaは「体にギフトされている知恵:植物性」を中心に構成した「身体教養」のためのプログラムです。女性の身体に必要な知恵を「動きの基礎力」として活かすための学習プログラムをご提案しています。

女性の体は、そもそも男性とは異なった存在です。例えば、男性が「動」であれば、女性は「静」であり、男性が「陽」であれば、女性は「陰」です。この考え方は、遠い昔から人々に女性と男性の本質の違いを伝えています。20世紀後半から半世紀近く、その違いを全く無視して突き進んできたようにも思えます。

本来の体の知恵を学ぶことが、生まれ持った女性としての体と素直に向き合えること、女性としての感性を豊かに育む幸せを感じることにつながります。

Botaniaがひとりでも多くの方々の人生に役立てていただけることを心から願っています。

Botaniaと生命樹

古代から『宇宙樹』や『生命樹』とよばれている大樹があります。この大樹は、神仏によって生み出された根源的な世界観や宇宙観を現しています。

私たちNewfieldでは、スピリチュアルな情報と現代科学の情報を融合し、この大樹の示す世界観を再構築して、温故知新の身体教養を広めていくことを目指しています。

特に女性の身体をより深く、より明確に探求・学習するための、この古くて新しい世界観を、イタリア語の植物学『Botanica』になぞらえて『Botania(ボタニア)』と名づけました。

輪廻転生する魂と
身体にギフトされている知恵

私たちの本当の姿は「霊魂」です。この霊魂が輪廻転生するために、この地上に用意されたものが「身体」なのです。すでに私たちの身体には、現代科学では計り知れない知恵がギフトされています。

このギフトされている知恵をくみ出し、私たちの人生に有用なものとなるように育てる方法のひとつがBotaniaです。

Botania の身体教養

辞書で引くと、教養とは『知識や精神修養をとおして得られる心の豊かさ、物事への理解力』のことです。

輪廻転生する霊魂は、毎回この地上に肉体をもって生まれ、様々な経験をとおして、いろいろな身体的情報を蓄積していきます。その身体的情報は「体に染み付いた癖」のように、死後も魂に残留して未来の転生に引き継がれています。

今回の人生のためだけでなく、未来に引き継ぎたい身体的知恵を習得できれば、私たちの身体は2倍の人生を生きていることになるのではないでしょうか。そうした輪廻転生にも役立つ身体の知恵を「身体教養」とよんでいます。

地球重力とふたつの方向性

この地球上に存在している生物には、地球重力に対して大きく二つの方向性が与えられています。ひとつは「水平方向」、もうひとつは「垂直方向」です。

地球上の「水平方向」は、地球中心から同心円状にひろがり、陸・海・空の生き物の体はこの同心円状に活動するために優れた「水平性の知恵」をもっています。

地球上の「垂直方向」は、地球重力と同じ地球の直径上にのび、主に植物の体はこの垂直方向に成長するために優れた「垂直性の知恵」をもっています。

そして私たち人間の身体は、唯一「垂直性と水平性を同時に満たすための知恵」をギフトされています。Botaniaのムーブメントは、この二つの方向性の知恵をバランスよく習得していくプログラムを提供していきます。

姿勢の質

私たちは身体を使って様々な活動をします。その活動を超高速のカメラで連写すれば、全ての動きはひとつひとつの「姿勢」の連続です。

その「姿勢」は、身体が地球重力に対する垂直性の知恵を表現したものです。さらに「姿勢」は、私たちの無意識下にある精神的態度と同通もしています。

私たちの日常に繰り返される考えや思いが、その一瞬一瞬の「姿勢の質」に関わってしまいます。そして私たちの何気ない日常でも、趣味や健康のための運動でも、その一瞬一瞬に「姿勢の質」の違いが現れているのです。

自己流パターンからの解放

大人になってから後天的に学んだスポーツや趣味の運動などは、ひとつひとつの動きを意識的に学習して習得していきます。その「姿勢と動き」は、自分で客観的に点検や修正することができます。

ところが私たちの日常生活の動きは、無意識下で人それぞれにパターン化されています。それは生まれてから現在に至る経験の中で、継続的で無意識の反射や反復によって身体に習得してきたものだからです。つまり自分自身で「何を、どのように習得しているか」に気付くことはとても難しいのです。

Botaniaを学び習得していると、自然に身体本来のパターンが再生されていきます。そして身体がそのパターンを自由に選択できるようになると、自己流パターンが解けて流れ去っていくように変化します。それは『しよう』として出来ない苦しみではなく、いつの間にか『そうなっている』ことを見つける楽しさがだんだんに増えていく方法です。

姿勢は線路、動きは電車

姿勢と動きの関係性を例えれば、姿勢は線路で、動きはその線路の上をいく電車のようなものです。線路の行き先が変わらない限り、電車の形や速さをいくら変えても、たどり着く最終駅が変わることはありません。

Botaniaはこの線路の方向性を、日常の気付きの中で少しずつ変化させ、年を重ねるほどに良い景色の中を進む電車であるように導いていくことを目指しています。

「存在の動き」と「行為の動き」

Botaniaでは、私たちの体の動きには「存在の動き」と「行為の動き」というふたつの動きがあることを学びます。この「存在の動き」と「行為の動き」が融合したところに、私たちが客観的にも主観的にも目にすることができる動きがあるからです。

Botaniaのプログラムは、特に「存在の動き」をとりあげて構成されています。

身体において、この「存在の動き」を主に担当しているものは、ひとつは肉体を構成している全ての膜組織であり、もう一つは精神活動のもとにある情報や思考です。

この「存在の動き」が、姿勢の質をつくり、思考の質を表現し、線路のように「健康」という方向へ私たちの人生を導いていくことを皆さまに知っていただきたいからです。

動中の静につながる
瞑想的ムーブメント

私たちの本質は霊魂ですから、霊魂の動きを「存在の動き」が姿勢として表現されます。この姿勢は、霊魂から発している「心の動き」が身体に伝達され、主に膜組織と呼ばれる全身の構造に伝えられていきます。私たちの身体にある膜組織でできた構造は、心が描いたイメージを大気の動きのように全身に伝播させて表現していきます。

実際にこの「存在の動き」に出会うことができたとき、私たちは「動中の静」という境地に近づいていく実感をいだきます。そして身体に感じる「動中の静」は、やがて心の凪へと通じていくことを実感します。これがBotaniaが瞑想的プログラムだといえる証です。