詠和 心と体を緩める朗読

だれでも、どこでも、いつまでもできる表現。
それが『詠和』の朗読です。
リキみの抜けた息と体と、穏やかな心が作り出す
声の美しさを体感してみてください。

からだ

内的空間の広がりを
イメージした
簡単な体操

いき

ヨガマットでの腹式呼吸
ハミングからの起声
発音の指導

こころ

和歌を中心に
詩や物語を朗読

グループレッスン

Group lesson

毎月第1、第2日曜日
13:30 ~ 15:00
※1月のみ第2、第3日曜日

¥1,000 / 1回

個人レッスン

Private lesson

約60分
10時~20時まで随時受付
※予約制

¥2,000

外部の会場を借りて、年に1度の朗読公演を行います。
本年度は、2025年3月を予定しています。(自由参加)

\ 無料体験レッスン受付中 /

お問い合わせはこちら

朗読という表現芸術

いつでも、どこでも、だれでもできる。もっともシンプルで、だからこそ奥深い。それが朗読という表現です。声を出すことは、それ自体が表現の基本です。特に日本語は、音にすることで初めて意味を持つ言語であると言われています。それはつまり、抑揚(イントネーション)はもちろん、声を発する者の在り方が表現に大きく影響を与える、ということではないでしょうか。

体を楽器に、心を奏者に見立て、技術を磨くのではなく、自身と向き合うことが表現に繋がる。年齢を重ね、経験を積み、様々な物事に思いを馳せてきたことそのものが、表現に深みを与える。作者の思いだけでなく、物語に登場する架空の人物を自らに投影することで、逆に自分自身を知るキッカケになる。朗読には、私たちを豊かにする、大きな力があります。

目の前に届く距離感

滑舌の練習や、表現力の勉強は、たとえるならモデルウォーク、傍目に美しく見せるための“技術”です。そうではなく、私たちひとりひとりの体に即した、自分が最も心地よいと感じる所作としての自然な“在り方”を追求することを目指して、朗読を用いた発声レッスンを目指しました。

大きな舞台や、マイクを用いての表現でないからこそ、日常の何気ない会話や、目の前に座っている人に聞かせる声が、柔らかく、穏やかになってゆく。朗読で得られるのは、そんなやさしい美しさです。

朗読で生涯健康に

自らを追い込んで、自らを削って、表現の高みを目指す。それもまた、ひとつの美しさでしょう。であるならば、自らを労り、自らを慈しむことで、半永続的な表現を目指すというのも、ひとつの美しさとして成り立つのではないでしょうか。

ギリシャ哲学において、永続的な愛をプラグマ、自分自身を労わる愛をフィラウティアと呼びました。私たちが健康と呼ぶそれは、このプラグマとフィラウティアの融合の先にあるのではないかと思うのです。自分を労り、誰かを楽しませられる表現を続けようとすること。それ自体が、私たちが健康と呼ぶ姿ではないでしょうか。

朗読で体が整う

朗読は“文章を読むだけ”という非常にシンプルな表現です。それでいて、それが体に及ぼす影響はとても大きなものになります。一流のスポーツ選手がイメージトレーニングを大切にすることは多くの方がご存じのとおり、体はイメージを受け取って、それを反映しようとします。長い年月をかけて多くの読者に愛されてきた文章を、自分自身の体を通じて表現することは“良質なイメージを体に反映させること”そのものです。

歌うでも、演じるでもない、ただ読むことに徹する。それが、作品の持つ多彩な世界観を私たちの体に反映させ、心身をより豊かに、健やかにしてゆくことでしょう。

呼吸を豊かにするための

ディープティシューワーク

¥7,000 / 90分

技術ではなく、体や呼吸の在り方そのものを整えることで、より穏やかな、力みの無い“自分自身”を目指していきます。体を楽器に見立てるということは、ボディワークは調律です。日常の中で知らず知らずのうちに付いてしまったクセを取り、自分らしい表現ができる体を見つけましょう。

『ピタゴラスの手』
〒108-0071 東京都港区白金台4-5-7 サンストン白金台301

壱紀 樟

壱紀 樟(いつき しょう)

ピタゴラスの手 公認プラクティショナー
門前啓子発声教育研究所 認定講師
朗読団体ふーるばーど 共同主宰

第20回池袋演劇祭
豊島新聞社賞受賞作品「皇帝ガリレオ」 出演

第9回シアターΧ国際舞台芸術祭 出演

利賀演劇人コンクール2010、2011 出演

仙台招聘公演
宮城野区文化センター開館記念事業「ロング・アゴー」 出演

朗読団体ふーるばーど
2020年朗読公演『霊界弁護人頼子』
2023年朗読公演『秋の夜長の詠み語り』

日本大学芸術学部文芸学科卒業後、小劇場演劇で活動。その後、丹田呼吸、ボディワークを学び、一生涯続けられる表現としての朗読を研究中。現在はボディワークのプラクティショナーとして活動する傍ら、朗読団体ふーるばーどの共同主宰として、朗読劇の企画、脚本執筆、保育園での朗読公演などにかかわっています。